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逆さ毛鉤 基本

逆さ毛鉤 基本

蓑毛の向きだけでなく受ける水流を
如何に制御するかが逆さ毛鉤の基本
それに比べれば蓑毛に
山鳥・ヤマセミ等の斑入りは好みの範疇
今回は日本雉フェザーに胴は染色した山繭

[caption id="attachment_19090" align="alignnone" width="800"]DSCF5571 逆さ毛鉤 基本[/caption]

平湯温泉街がまだ砂利道で建物も少なく道から渓の全貌が見えた頃
長野からの険しい峠道を渓に向かって一直線に降りて
そこで見た奇妙なリズム感の毛鉤釣り
山住みから見れば開けた河原に水量の有る太い流れ
そこで教えを請いたのが逆さ毛鉤との出会い
山鳥の胸毛を逆さに向けて黒の細長い胴
・・・一般的には特異な毛鉤
この地区では古くから毛鉤は逆さ毛鉤が普通
鶏の毛も使うし胴の淡色も有る
どちらも水流を受けて動く蓑毛の張りが有ってこその逆さ毛鉤
市販物は雌雉のフェザー使用は量的な面で仕方ないにせよ
もっと柔らかいとなると山岳渓流には無理がある

蓑毛の腰は流れに合わすとここでも教わる
・・・洋の東西どちらも手練れは同じ事を言う
どちらに向けて巻いても柔らかければソフトハックルフライ
ならば敢えて逆さ毛鉤の形式に捉われる事も無い

折角の西班牙上流釣行ならば
彼の地のコックデュレオン逆さ毛鉤
急峻な山岳地帯用に鈎もピーク・ポイントの選択
動きが派手になる腰の有るコックデュレオン用
鈎の選択も楽しみの一つ・・・

[caption id="attachment_19091" align="alignnone" width="800"]DSCF5572 逆さ毛鉤 基本[/caption]

孔雀胴毛鉤 基本

孔雀胴毛鉤 基本
Peacock body kebari

毛鉤といえば孔雀胴でしょうか
これ程までに一般的過ぎて却って使わない毛鉤の代表格
毛鉤でもフライでもピーッコクハールは万能?
面白いのが
手練れ程孔雀胴に対して疑問視する方が多いのも不思議な話
だいたいは魚の出方が荒くなる
前にも説明済みなので結果論として

浮かし毛鉤は

[caption id="attachment_19081" align="alignnone" width="800"]DSCF5567 孔雀胴 浮かし毛鉤[/caption]

ピーッコクアイに補強で銅線をリブ毎に入れています
ソラックス部分はピーッコクソードで蓑毛を抑えます
青緑色で青が輝く物を選びます
蓑毛も渓に合わせ様々です・・・取り敢えず3種

沈ませ毛鉤は

[caption id="attachment_19082" align="alignnone" width="800"]DSCF5569 孔雀胴 沈ませ毛鉤[/caption]

沈ませる場合は銅色に光る物が良いと
今は石のシャッポを被った爺様達に言われておりました
フライに嵌って英国本を見ていると書かれていたのが
銅色に輝くピーコックハールの記述・・・(笑)

孔雀胴毛鉤の基本です

Principat d’Andorra fishing trip用に巻いております

ゼンマイ胴毛鉤 基本

Tradition zenmai body & pheasant-hen·feather

ゼンマイ胴毛鉤 基本

丸セイゴ鈎 加工

[caption id="attachment_19069" align="alignnone" width="800"]DSCF5559 丸セイゴ鈎 加工[/caption]

アイ付け 20LB バッキングライン使用

[caption id="attachment_19070" align="alignnone" width="800"]DSCF5560 アイ付け 20LB バッキングライン使用[/caption]

補強を兼ねてタグ&リブ  銅ファインワイヤーをツイスト

ゼンマイ胴の重要点
下巻きに金糸銀糸を巻きます
ここではシルバーティンセルを巻いています
チャドウィックNO,477とピンクスレッドの組み合わせの様です
どちらも濡れると下地が透けます

Important point
Mylar Tinsel's underbody

Similarity
Chadwick № 477 & Pink thread
The base is visible when wet

[caption id="attachment_19071" align="alignnone" width="800"]DSCF5564 ゼンマイ胴 下巻き[/caption]

スレッドにゼンマイ綿を撚り着けます
(ループダビング)

[caption id="attachment_19072" align="alignnone" width="800"]DSCF5566 ゼンマイ胴[/caption]

上側

[caption id="attachment_19073" align="alignnone" width="800"]DSCF5563 ゼンマイ胴[/caption]

アイの大きさはなるべく小さく
チモト糸をテール代りに出しています

[caption id="attachment_19068" align="alignnone" width="800"]DSCF5558 ゼンマイ胴毛鉤 基本[/caption]

リブを巻く前にブラシでゼンマイ胴を軽く毛羽立てています

[caption id="attachment_19084" align="alignnone" width="800"]DSCF5568 ゼンマイ胴毛鉤 基本[/caption]

以下爺の戯言 ------------------------------------------------------

米国テンカラ・ウェブサイト
https://discourse.10colorstenkara.com/

でお世話になったスウェーデン王国の方が

Principat d'Andorra fishing trip

に行かれるとの事なので毛鉤だけ参加させてもらいます

毛鉤だけで行った場所を含めれば
日本各地だけでなくアメリカ・カナダ・ニュージーランド・イギリス
初のヨーロッパ進出(笑)

初心に戻って基本的な毛鉤を巻いて春を待ちます

Principat d'Andorra fishing trip

セイゴ鈎 ≒ セッジ・カディスフック?

丸セイゴ鈎とセッジ・カディス用フックの類似性

西日本で言われる蜉蝣の釣りでは無い
中部山岳地帯の一般的なセイゴ鈎による毛鉤釣り

蜉蝣主体の清流域では無い巨岩・巨石に迸る源流域での
トビケラとカワゲラに合わせた毛鉤用鈎の取捨選択の結果

FF釣法と毛鉤釣りの鈎形状に対する選択の一致の妙味

パートリッジ社で出されていたロングシャンクK12ST
・・・ Long Sedge / Caddis Hook
その後発売されたショートシャンクTS2ST
・・・(シマザキフローティンニンフ)

高価な剣羽根を使うならと耐久性に優れた太軸のパートリッジ社
この選択で
テンカラ竿の毛鉤釣りからFF釣法のフライに嵌る

沢田氏のバートリートセッジフックからTMC200まで
FF釣法の流行りで選択の幅が広がる愉しさ
・・・今となれば泡沫の夢

廃盤なり販売中止で結局は丸セイゴ鈎に戻る
それでも癖の有る鈎で過ごせた事は愉しみの蓄積

巻いた毛鉤の美しさに捕われれば無い物ネダリ
・・・廃盤パートリッジ社フック価格の高騰は恐ろしい

残滓の様な手持ちのパートリッジ社フックでも
気軽に巻けない貧乏性(笑)

Partridge K12ST - Sedge/Caddis Hook
Partridge TS2ST 各サイズ

[caption id="attachment_19020" align="alignnone" width="800"]DSCF5538 Partridge K12ST - Sedge/Caddis Hook[/caption]

以下爺の戯言 ----------------------------------------

シンプルな道具だからこその選択
これも先達の経験と蓄積の形
単純に
ターンダウンアイフックなりターンアップアイフックだけではない愉しみ
懐古趣味と言われてもこの頃の英国製フックにはそれだけの価値が有る・・・

アップアイドライフライフック    up eye dry-fly hook

up eye dly-fly hook
アップアイドライフライフック

伝統的なドライフライフックとなればアップアイ
アイ自体が無いブラインドアイフックからの大いなる転換点
試行錯誤と好みの鬩ぎ合い

途中でペネルリマリックフックに見られた
鈎素の存在を水面に及ぼさないと言う
ターンダウンアイクランクドシャンクフック

[caption id="attachment_19005" align="alignnone" width="2825"]OgdenSmithAllHooksLarge ペネル・リマリック・ターンダウンアイクランクドシャンクフック[/caption]

遥か昔
各有名な釣人なり釣クラブでの一大論争
辛辣な言葉が飛び交って・・・取捨選択の結果は明白
それでもなお
ペネル・リマリック・ターンダウンアイクランクドシャンクフックは上品で美しい

スイミングニンフやスペントフライまで含めれば
現在では形を変えて一部に残るだけ

[caption id="attachment_19007" align="alignnone" width="375"]darrel_martin_large 市販型[/caption]

DSCF5539

大事な点は当時の太くて脆い天然テグスとノットの存在
ドライフライフック00番(No.16~18)に5X~4X相当の絹単糸を結ぶ以上の話
たとえ天然テグスの先を細くしてアイに通したとしても
結局は鈎のサイズに似合わない結び目の大きさが残る

それと共に色選択だけではないヘッドの重要性
フライパターンに残るヘッドにハール一巻き・ティンセル一巻きの拘り
・・・ヘッドを邪魔する無粋な結び目の存在

up eye dly-fly hook knot

アップアイドライフライフックの結び目
アイ直後のタールノットなりウィング後ろでのタールノット
これとは別にフッキングまで考えると様々・・・

[caption id="attachment_19006" align="alignnone" width="599"]if0502_AboutHooks5 All About Hooksより[/caption]

ポイントに対する支点・力点・作用点の物理学
ならばダウンアイフックはテンションが掛かると沈み易い?
Straight Shank Hooks Vs Offset Shank Hooksまで考え出すと終わりが無い・・・

if0502_AboutHooks2

論争盛んな時代と違う、現在の細く均一で強い鈎素
アップアイドライフライフックとノットに対しても違う考え方が当然

ミッジ用であった7Xが今は10Xが普通?
それより細い鮎用鈎素の選択までとなればこれも終わりの無い話
そんな繊細さよりは・・・

神経質な大型鱒に対する新たなアップアイドライフライフックの回答の形
Tiemco TMC500U (Tricos & Midges)
・・・現在は廃盤品
ダウンアイによるゲイブ幅への影響と水面への鈎素の影響防止

伝統的というよりも
古風なアップアイドライフライフックの転換点
それと共にアップアイフックに対するノットの転換・・・

手練れの毛鉤釣りも水面を賑わす鈎素の影響を極力控えたと同じ考え方

手持ちのアップアイドライフライフック

[caption id="attachment_19015" align="alignnone" width="800"]DSCF5533 アップアイドライフライフック[/caption]

パートリッジ CS 32・B・L3B 他 各サイズ
シーリー SF 2 各サイズ
マスタッド94842 各サイズ
TMC500U 各サイズ その他諸々

up eye dly-fly hook knotに拘るよりも
鈎素の水面での存在に拘った鈎の形状が面白い

狂気なのか驚喜なのかCS32の1番手違いのサイズ揃い
そこにスネッキーリマリック
この捻りを生かしたラインの重さでの昔のフックセット方法
FF釣法のライトライン・ショートロッドには手厳しい・・・
それでも
3.6m以上のテンカラ竿なら容易い
竿先を上げるフックセットと違う愉しみ・・・

再販されることは無いだろうコードB(太軸・捻り入り)
之すら海津針の中から探してアイを付ければ再現できる
管付きなりアイ付きにこだわらずアイを付ければ
鈎選択の広がりも楽しみの一つ
アングラーの語源であるアングリング
その言葉の意味は奥深い・・・

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