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2017年08月16日

渓魚は0.2秒の早合わせ

竿とラインに毛鉤で三種の神器
組み合わせは無限でもシンプルな仕掛け

・・・テンカラ釣りは儲からないからダメ
行きつけの釣具屋さんのセリフ・・・

確かにその通りでした

初期のカーボン竿は良く折れましたが
その後は丈夫になりましたし
ラインは富士流が新製品時代から
(もっとも新製品が出れば使ってみましたが)
型が決まればなんとお金の掛からない趣味でしょう
山菜・茸等の収穫も多いですし
美味い水と旨い空気に囲まれ
渓を駆け上がる気持ちの良さ

そのお陰で馴染みのお医者様には
「膝関節の使い過ぎでガバガバです!」
この程度の代償位 軽いものです
それだけ充分に楽しみました

そんな今迄での中で衝撃的だったものは
渓魚は0.2秒で毛鉤を吐き出す
かの国有テレビでの実証実験番組が最初で
民放でも様々な番組で取り上げられました

釣り雑誌ではそれを鼓舞するように渓魚は早合わせに限る・・・
図解入りで早合わせの練習方法まで掲載した雑誌も有りました
洋風毛鉤釣りのFF仕掛では日本の魚は釣れないと
真顔で言われた時代です

その当時以前から毛鉤釣りをしていた仲間内では
もう疑問符ばかりでした
魚に悟られずゆっくり出すのが
釣人のスキルでしたから・・・

そんな反応が影響したのでしょうがその後の説明では
ハリスにテンションが掛かっていると0.2秒と変わりました
多数の誤解を招いた番組構成が原因でしょうが
今でも0.2秒早合わせは独り歩きしています

これも
十人十色のテンカラ釣りの一つ でしょうか?

0.2秒 毛鉤 早合わせ の検索は面白いです

ご参考までに
http://keiryuu9jou.o.oo7.jp/kebaritaidan.html

どちらも正論でしょうがお好みはどちらでしょう
某有名FF氏でもペレットフライ発表後・・・
趣味の世界は容赦無しです

海外のテンカラ釣りフォーラムで掲載されたリンクを
ご参考までにご覧ください
完全にデジャブの世界
昔のFF釣法導入期にテンカラ釣りを含めた
既存の日本の渓流釣りを比較(揶揄)して
FF釣法を広めようとした釣り業界の文面とほぼ同じ
それがテンカラ釣りに変わっただけ
http://aitech.ac.jp/~ishigaki/tenkara/top/esaturi.htm

不思議なアンケート調査結果
http://aitech.ac.jp/~ishigaki/tenkara/2017/question.htm
テンカラ釣りは関西以南の釣りなのでしょう・・・
中部山岳地方から東北、北海道地域は
昔ながらの毛鉤釣り・・・安堵

殊、テンカラ釣りに関して言えば
釣り雑誌よりは農文協様・白日社様が実際の語り部
正統派の朔風社様は廃業・・・光が消えました

以下爺の戯言 --------------------

闇が深まると魑魅魍魎の世界
地獄からの使者が跋扈する
そこに亡者が集まれば地獄絵図の完成

1950年代から集めた釣り雑誌を
時間が有る今読み返すと
斜め読みしていた頃には無い
不思議な事が沢山
それ以上に疑問符は山の様
初期のフライフィッシングに
今はテンカラの記事に多い

渓に聞け魚に聞け以上に毛鉤は雄弁

山国の生活史の一部の業がテンカラ釣り
ハンティングよりは農作業に近い
大物を狙わず皿付きのサイズで注文の数を得るための業
27~28㎝で200円から250円の現金払い
それを50本も釣れば小遣い以上の好い稼ぎ
今様に道路も無いし有っても林道程度
一級国道でも地方なら2車線も無い砂利道
ウラジロを使うのは持ち帰るための仕事
一斗缶を背負うのも仕事の内
第一乙見ダム工事の道路でも
ジープのタイヤが外れる位の道の頃
三菱のジープでは無かった
確か払い下げ・・・MB?
魚篭持ち以前の昔話

テンカラ・ラインについて

山本素石氏らの脳多輪倶楽部の方々のお陰でテンカラ釣りが全国区
(それ以前ならテンカラ釣りは毛鉤釣り・毛釣り・蚊頭・蚊針・・・)
山本氏・・・地方名のバチ蛇をツチノコとして全国に売り出した仕掛人
同様に木曽開田地区での地方名(テンカラ)を全国区

面白い事に木曽開田地区は加賀藩の武士階級の移住先
加賀武士は鮎毛鉤の製造と使用を認められた特権階級
製造していた者が移住となればロマンは深まる
山のテンカラ針なのか天然唐松を竿としたからなのかは不明
魚を掛ける釣り方と思えば山のテンカラかもしれないし
テンカラ毛鉤自体が京毛鉤風では無いから天唐竿が案外・・・
元々は馬の尾を撚って馬素のテーパーライン
堀江渓愚氏に至ってはフライラインを推奨
今は無きコートランドで販売されたフライラインのテンカラライン
ペールグリーンで2~3番ライン程太くて重いレベルライン
今のフローティングランニングラインなら・・・
ことほど左様に一流一派 己の好み

本来のテンカラ釣りを昇華された方は

軽いナイロンラインを操る
紀州とばしの孤高の名手
ナイロン・ロングライン 竹株渓遊氏
対照的な
誰でもロングラインテンカラの功労者
ロング・テーパーライン 富士弘道氏

逆さ毛鉤を使うのはその当時でも
本流テンカラ釣りとして別扱い

師弟関係の結びつきが強い関西方面が主では有ったが
各テンカラ釣りの名手達が檜舞台に上がれた事は
テンカラ釣りがブームになった最大の功績と思う

https://www.facebook.com/728122633905486/videos/925347097516371/

岩魚主体の山岳渓流域と山女魚主体の渓流域では
釣り方やスタンス自体が違う・・・
この周辺はほぼ山岳渓流域で岩魚だけ
蜉蝣の釣りとは別世界・・・
尚更
本来の職漁師の毛鉤釣りを紹介したのは当人では無く
伝え聞いた解説者の言葉・・・伝言ゲームの又聞きの様相
秋田式の空鈎仕掛も有れば盛岡毛鉤の瀬釣り式も有る

その頃はまだグラスファイバーの餌竿で毛鉤釣りが最新
昔ながらの二間から二間半の竹竿も多い
道糸3号・ハリス1.5号の餌仕掛けのまま(長くするだけ)
勿論、道糸はナイロン製
釣具屋の棚にはテンカラ馬素として黒馬の尻尾が当然の様に
並べられていた・・・白馬が良いけれど貴重品
使う前に水に浸して柔らかくして撚りや癖を整えたり
派手な色のテンカラ・マスターライン(リリアン様)出現・・・😭
そんな中で画期的な
富士弘道氏製作の富士流撚糸テーパー・ラインが新発売
グラファイトテンカラ竿と相性が抜群
その後改良されて軽くしなやかでお釣りも出ない

釣行は解禁日から禁漁まで振りっぱなしでも
撚れもせず切れもせず今も使っている耐久性の良さ
その頃は水中型長靴のフェルト底を最低2回張替が普通
・・・両足の親指の爪も2回ほど張替 😭

[caption id="attachment_13622" align="alignnone" width="800"]DSCF5190 テンカラ・ライン[/caption]

マキシマのリーダータイイングキットを購入して
能生川や犀川の本流域用に
10m段付きラインを作ったり
(取り込みが綱引きより忙しい)
その時に出来る事は試してみたけれど
今も使っているのが富士流SPプロ
レベルラインテンカラは昔からの普通の仕掛け
今更ながらの技術でも無いし
却ってレベルライン至上主義は気持ちが悪い
「ナチュラルドリフトにはレベルライン」
となればいっそのことFFの方が具合が良さそう
歴代のテンカラ釣り師がFFも嗜むのはその結果

モノフィラの単糸が撚れと癖と耐久性が悪いのは周知の事実
撚糸を無理に引っ張るから使えなくなるだけの事
使い方を知らないだけ・・・

市販されているテンカラ用レベルラインの値段の高さ
餌用とスプールは同じで体裁が違うFF用以上に高い
餌釣り用なら値段は三分の一以下
値段のわりに性能は感じられないのは
不徳なり精進の悪さかもしれない・・・
竹株氏が使っていたナイロンライン(ハイループ)
50mで定価800円以下
釣具の常の値段なら店頭価格は・・・

本来のテンカラ釣りなら
山岳渓流で4.5mにハリス1m
それ以上の長さでは落差を
釣り上がるリズムが大事なテンカラには辛い
反対に落差も無く釣り歩ける清流程度なら
ロングラインでも長さに応じたのんびり
ゆっくりならリズムは取れる
勿論
本来は振りっぱなしのテンカラ釣りでは無い

対象河川と対象魚が違えば仕掛も違うのに
一律にテンカラ釣りとした弊害

木化け岩化けでにじり寄るのも
毛鉤に対する魚の一挙手一投足を愛でるため
距離感も大事な楽しみ

6m上のラインならフライフィッシング仕掛が楽しい・・・

以下爺の戯言 -----------------------------
動画に出て来る手巻き毛鉤が本来のテンカラ毛鉤
普通の伝承毛鉤

不思議なのが売り物の伝承系毛鉤
この○○系毛鉤のは何を意味しているのだろう?
まだ
日光毛鉤風とかの○○風ならタイプとして判るかもしれないが
雑魚川で漁場を同じくした職漁師でも違うのに
秋山郷毛鉤と一括りでは言えないのと同じ
まして時代が違う毛鉤が同列で並ぶ本からなら・・・

言葉遊びになるけれど
伝承+系 の伝承は何処から来たのかも不思議?

出来るなら「私が伝承する毛鉤」で有って欲しい
・・・私=毛鉤製作者自身の事  勿論、小生では無い

上記の動画の頃は今ほどマテリアルが有る訳でも無く
天然物は豊富でも作りたい毛鉤のサイズに合う訳でも無い
その頃には作りたくても作れなかった毛鉤が
今なら手軽に作れるのはとても素晴らしいと思う
釣れる事と丈夫な事が大事なテンカラ毛鉤でも
今なら毛鉤作りもテンカラ釣りの楽しみ

軍鶏の嘴やもっと怖い足の剣も無いし(笑)

逆さ毛鉤の胴にゼンマイ胴
違和感を覚える不思議な組み合わせ
今のソフトハックル逆さ毛鉤ならではとも思う

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