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2017年09月01日

秋山郷毛鉤 Ⅱ

秋山郷伝承毛鉤
バージョン 様々

ボディ  ピーコックアイ
ハックル ファーネス

[caption id="attachment_14491" align="alignnone" width="2787"]DSCF5249 秋山郷毛鉤 Ⅱ[/caption]

ボディ  土竜胴
ハックル コッキーボンディュー

[caption id="attachment_14498" align="alignnone" width="2287"]DSCF5252 秋山郷毛鉤 Ⅱ[/caption]

ボディ  ポーキュパイン
ハックル ダンバジャー

[caption id="attachment_14504" align="alignnone" width="2748"]DSCF5250 秋山郷毛鉤 Ⅱ[/caption]

ボディ  山繭胴
ハックル ゴールデンバジャー

[caption id="attachment_14508" align="alignnone" width="2347"]DSCF5254 秋山郷毛鉤 Ⅱ[/caption]

巻く勢いが強すぎて徐々にオリジナルから
離れてきたので巻き休み

烏の羽根で

[caption id="attachment_14531" align="alignnone" width="800"]DSCF5260 秋山郷毛鉤[/caption]

ボディ 烏ウィング・ハール
蓑毛  スペックルドバジャー先黒


烏毛鉤 アトラクターパターン

[caption id="attachment_14532" align="alignnone" width="800"]DSCF5265 秋山郷毛鉤[/caption]

ホットスポットパターンの有効性
チャートリュース・ホットオレンジ・ピンク・・・
そこにタグ&リブ・・・


以下爺の戯言 -------------------------------------------

妙高高原町と秋山郷
共に毛鉤釣りの教えを頂いた場所
同時期の同じ岩魚相手でも
川が違えば釣り方も毛鉤も変わる
当然のことでも
手練れは皆同じ事を言うし
農村通信網は津々浦々
・・・蛇の道は蛇?
Set a thief to catch a thief.

雑魚川向きからいつのまにやら
中津川向きになってしまう
細身に巻けば魚野川
渓の景色が目に浮かぶ
・・・・・大雨続きで太陽見るのも久しぶり

追記
アイの部分は魚の目に留まらぬよう
出来るだけ小さく etc.

伝承とは知識や技術を伝え聞いて後世に伝える事

決して独り占めにする物では無く同じ気持ちの者が
理由を含めた意思として伝えるべきことと思います
「何故が判ればそれが伝承」がその意です
小さな毛鉤でも先人の知恵が詰まっています
見過ごす事無く、猿真似で無く
・・・これが毛鉤の伝承
好きな渓に通いこめば自ずと顔見知りも増えるし
独りよがりでない知識も深まる
本も同じで個人の見解だけではつまらない
・・・これは毛鉤釣りの伝承

数あるテンカラ屋が拠り所にする
職漁師伝の本
どこも同じ本からと奇遇な話が更に重なる不思議
これも伝承の一形態?


秋山郷毛鉤 Ⅰ 

秋山郷伝承毛鉤

秋山郷毛鉤について
色々なバリエーションは有りますが

私が伝え聞いた毛鉤
雑魚川に通い
その渓に合わせた釣り方を
教えて頂いた時に毛鉤についても説明を聞きました

近過ぎて憚られる気持ちですが

農文協 職漁師伝
著者  戸門秀雄氏
でも写真で紹介されていますが
毛鉤自体の説明が有りませんので・・・

[caption id="attachment_14391" align="alignnone" width="800"]DSCF5245 秋山郷毛鉤[/caption]

毛鉤には元々タグ&テールは見かけません
有る物はFFの影響を受けているかと思います
前出の妙高高原町 故古畑氏の毛鉤
(進駐軍のフライを真似た)

環を付けるために糸を結わえたものが
結果的にテール状になったと思われます
敢えて赤色にしたのは個人的な工夫、好み?

スッピンと呼ばれた毛鉤

[caption id="attachment_14414" align="alignnone" width="800"]DSCF5248 秋山郷毛鉤[/caption]

ボディ  仕付け糸 黒
ハックル ファーネス

ハックルの巻き方が米式です
FF定番のハックルの裏をアイ側に向けて巻く
米式スパイダーパターンの様
毛鉤は英式の巻き方が多い中では異色

次はそのゼンマイ胴パターン
秋山郷毛鉤の特異な部分を強調して有ります

[caption id="attachment_14429" align="alignnone" width="800"]DSCF5246 秋山郷毛鉤[/caption]

ボディ  ゼンマイ胴
ハックル ファーネス

ソラックス部分に巻いたハックルを刈り上げています
大事な事はハックルの芯黒の部分と茶色に変わる
その部分を残して刈り上げるのがコツと言われた事です
(なぜファーネスを使うかの理由)

[caption id="attachment_14441" align="alignnone" width="755"]DSCF5246_LI 秋山郷毛鉤[/caption]

Y氏が強調したのがこの部分です
気泡を抱くとか浮きやすいとか理由は様々でしょうが
この方が釣れるで終わりです

ハックルについても一番は茶芯黒(ファーネス)では無く
それに先黒が入ってこそ効く(コッキーポンディュ)
出来れば先黒の胡麻入り(スペックルドバジャー)
最良の答えは
先黒・芯黒の本来のバジャー(ゴールデン又はシルバー)
毛鉤も見えるし
この方が釣れる・・・

先黒に拘ったのは毛鉤のサイズに合う
ハックルが用意出来なかったからとも思われます
先黒なら多少サイズが大きくても良いと聞きました
サイズが大きい場合は鋏で短くしても
煙草で焼いてもダメとのことでしたが
妙高高原町では鋏はダメでも
煙草で焼くのは構わないと差異は有ります

どちらも毛鉤に合うサイズは貴重品
ハックルの質に拘りが有りました

取捨選択の結果かもしれませんが
拘りの有る方が面白い

秋山郷に限らず毛鉤は餌の代用
餌釣りと同じで噛潰し錘は当然でも

巨岩に囲まれ底が青黒く深い淵続きでは毛鉤を沈めるより
その巨岩の縁に毛鉤を浮かべて待つ方が早い
岩魚はそれを目掛けて咥える
・・・水面下が普通の毛鉤釣りですがこれは水面の釣り

魚は見えなくても落ち込む寸前の岩下に潜んでいる
・・・流し切るのが大事

まず魚を見つけて
下の方から順番にその鼻面にそっと毛鉤を届けろ
・・・4間先のお猪口以上の話
etc.

胴巻を詰め巻きにすると

dscf4683

仕上げ

dscf4685

古いパターンの荒巻き
手だけで巻くとなればこの方が早い

[caption id="attachment_14634" align="alignnone" width="800"]DSCF5271 秋山郷毛鉤 荒巻き[/caption]

ボディ  仕付け糸 黒
ハックル インディアンコックネック・ファーネス

今はセイゴ鈎が一般的ですが
最も古いパターンは鈎の形状が違います
注釈
私の好みはアウトポイントのため
鈎自体がセイゴ鈎と違います

素晴らしい渓と守る方々の努力の賜物

以下 爺の戯言 -------------------------------

魚野川上流部・雑魚川・中津川

巨岩、巨石に囲まれその中を迸る流れ
渓の流れでは無く滝の連続がふさわしい
その中に現れる
引き込まれそうな蒼黒の深い淵
魚を見つけろと言われても・・・
それが夕刻
どこに潜んでいたのか
それこそワラワラと現れる岩魚達の数

こちらは夕闇迫る帰り道
いつもそんな有様・・・

付記
ゼンマイ胴に使うゼンマイについて
人が足蹴く通う株も小さなゼンマイで無く
一抱え以上も有る株から生える
指より太いゼンマイの綿なら
繊維の太さが倍以上違います
ゼンマイなら何でも良い訳では有りません
ゼンマイを収穫せずに
時期になれば綿だけ収穫し株を守ります
そんな株の場所も引き継いでいます

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