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2018年01月17日

毛鉤もフライも美しい

毛鉤もフライも美しい

美しい羽根を絵筆代わりの絵画と同じ芸術品
大英帝国の繁栄を具現化したフルドレスフェザーウィングサーモンフライ
その基は実釣用サーモンフライなりウェットフライ

材料による差異はあっても魚を釣る以上に釣人が魅入られる毛鉤とフライ
魚を掛けるだけの物ならどちらもここまで拘る事も無い

国による風土と対象魚による違いがその後の展開の違い
日本の中部山岳地帯と渓相が全く同じとなれば
伊国のバルセジアーナの釣りと古来の毛鉤釣りは同じ釣り方
・・・同様なんてものでは無く全く同じ
日本も鮭釣りが認められていたならウェットフライの方向もあるだろう
鮎毛鉤をそのまま大型にするだけで鮭も釣れる
・・・同様なんてものでは無く全く同じ

周りの喧騒に巻きこまれずに自然の中で魚と対峙する
それが美しい毛鉤とフライなら至福の時間が訪れる

半年近い禁漁期間が有るからこそ毛鉤もフライも楽しみが極まる
雪降る静かな時間を過ごしていてもそこは川辺と同じ
道具を磨き手触りを愉しむのとは違い
思いを込める毛鉤とフライ作りはもっと渓に近い
蘇る愉しみと今期への期待感

シルクラインに竹竿すらトラディショナルフライを愉しむ為の道具
それが昔乍らの長竿ならゆったりとした美しいループを描く
トップガイドから滑り出るラインの感触はシルクラインならもっと五感に響く
グリップから感じるその手応えはもはや愉悦よりは快楽に近い

・・・快感 - Wikipediaより
脳科学的には、
報酬系における神経伝達物質を介した神経細胞間の活動で定義される
動物としての本能に根ざした行動は、
快感という報酬と不快感という罰によりコントロールされる

ここで書かれる不快感を魚が釣れない事と釣人がとらえれば
長い竹竿にシルクラインは快楽が不快感を優に上回る (笑)
よく言われる風に強いとか長持ちするとは別次元の快楽

テンカラ釣りにしても
渓流域での山女魚釣りは逆さ毛鉤でロングラインの線の釣り
方や
山岳渓流の岩魚釣りは僅小点に射込む釣り
木化け石化けでにじり寄り穴に潜む岩魚を掛ける
迸る水流に巻き起こされる風には昔乍らのテーパーライン

逆さ毛鉤にロングラインはブラインドフィッシングに近い
剣羽根毛鉤で射込む釣りはライズフィッシングさながら

どちらも付随するのは道具、対峙するのは毛鉤、主役は魚

剣羽根毛鉤

[caption id="attachment_19188" align="alignnone" width="800"]DSCF5590 剣羽根毛鉤[/caption]

スタンダードドライフライ

[caption id="attachment_19189" align="alignnone" width="800"]DSCF5588 スタンダードドライフライ[/caption]

毛鉤もフライも美しい

[caption id="attachment_19190" align="alignnone" width="800"]DSCF5591 毛鉤もフライも美しい[/caption]

勿論、自画自賛の類いでは有りません (笑)

以下爺の戯言 ----------------------------------------------------------

近眼と老眼で今や単眼レンズの様な見え方
もしかすると魚眼に近づいているかもしれない

若い時に比べれば細かい所に目が届かない
それでも実釣用なら充分に役割は勤めてくれる
持って生まれた今一足りない性格は毛鉤とフライにも現れる (笑)

 

The Gentle Art of Swedish Death Cleaning

The Gentle Art of Swedish Death Cleaning
スウェーデン式 死の片付け

・・・物をあまりにため込むと、一つ一つの物を十分に味わうチャンスは二度と来ない
ほこりをかぶったままにしておいて死んでしまう
片付ける事で自分のすべての持ち物を一つ一つ順番に味わいその思い出を味わう・・・

生活必需品でも田舎家の農家で有るから農機具から道具・工具も多い
趣味のものともなればその田舎家からも溢れる程に有る

趣味の一つである毛鉤釣り
予備とかついで買いとかを含めると以後使わない物も溢れている
絶版品ともなれば貯めこむから却って多くなる
単品で片付けられるものはまだ良いかもしれないが
組み合わせて使う毛鉤&FLYのマテリアルともなれば思い出に浸るどころか溺れる
見送った先達の姿を思い起こせば静かに近づいている限界も判る

時間の掛かる雑多な品物の片づけを自分の死後に任せるよりは
自分で片付け始めた方が残される品物と家族の為にも最善の判断

爺様達と釣りをしてきているからそれに対する感謝と嬉しさも判るが
世話を焼かれずに自分の思いのまま気兼ねなく釣りをしたい

目ばかりでなく足腰の衰えが累加してきている今だからこそ
今は石のシャッポを被った爺様達の代りに
同じ好みの方に毛鉤を届けるのも片付けを愉しむ方法かもしれない
後10年位はこのままで釣りをしたい俗物でありながら
年初のお陰か夢の様な事を考える・・・

前世紀の遺物かもしれない毛鉤の置き土産では有りますが
釣行計画をお聞きしてグーグルアースで空からその渓流を楽しみ
そこの渓と対象魚に合わせた毛鉤を巻く
毛鉤を巻きながら遡行した渓と魚を再び味わえる自己満足の愉しみ
もしかすると禁断の果実の味わいかもしれない

老化防止に頭と手先の運動と他人様には嘯きながら
Swedish Death Cleaning・・・スウェーデン式 死の片付け

片付けだけでなく残されるであろうマテリアルの生かし方
tenkara-kebari・・・残された伝承の責も果たせる
このウェブサイトもその試みの一つ

アメリカ・カナダ・ニュージーランド・英国・中国
今回はスウェーデンからスペインまで
・・・楽しみが広がる

漸近自然 ======= ゆっくりと本意に近づく

I sympathized with the book of The Gentle Art of Swedish Death Cleaning

I have many kebari materials,
but I think most of them are unused
even if my fishing life is over

The kebari I will use in the future will be a little and I have it now

Kebari-tying is also my pleasure,
so I will continue tying in the future,
but can you tell me if there is a way to use that kebari

If that quantity is in the range that I can enjoy
but the quantity may be more than you imagine

以下爺の戯言 -----------------

独断と偏見にまみれた稚拙な文章
判り切ったことをくどくどと述べながらも、この投稿で300回目

・・・エドワードグレイ氏の様にはとてもなれません

今後ともご笑覧よろしくお願いいたします

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