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ゼンマイ胴毛鉤 zenmai-kebari

ゼンマイ胴毛鉤 zenmai-kebari

[caption id="attachment_16078" align="alignnone" width="800"]DSCF5367 ゼンマイ胴毛鉤[/caption]

ゼンマイ胴の良さは水馴染みと茫洋感
その特徴を生かす為には下巻きが大事
昔乍らの金糸・銀糸の下巻きもその為

色変わりを防ぐために行われてきた以上に
ゼンマイ胴の素材の持ち味を生かす為

大型で太目にもっくら巻くのは
ヒゲナガを多分に意識していると思う
あるいはヒゲナガのシャックかもしれない

テンカラの語源に蝶の釣りが有る
夕方に見掛けるヒゲナガの成虫は白い蝶「テンガラ」
中部山岳地域から東北にかけては最重要水生昆虫
盛期の渓流シーズン中続くほど羽化期も長く
数の上でも蜉蝣以上の汎用性を持つ
成虫の大きさと水面の騒がしさで
各地で大型を引き付けるとされるのはその為

シャックまで意識した釣り方とすれば
表層より幾分ゆったりとした水面下の流れをナチュラルドリフト

ヒゲナガニンフを真似るなら
落ち込みに打ち込んで
食い波と言われる水底に向かう流れに任せてから
流れ出しで浮かび上がらせる

色目と存在感の組み合わせで使い易い蓑毛は
ヘンフェザントのウィングカバーが最適

3B程度の錘を付けて深みを餌代わりで狙うのも
孔雀胴より昔から行われてきた事

体節を強調するためと繊維の脆さを守るために
ツイストワイヤーでリブを入れるのも面白い
濡れたゼンマイ胴は下巻きの輝きを透過して
リブに巻いたツイストワイヤーがそれを引き締める

以下爺の戯言 ---------------------------------

水面を騒がして狙う釣り方には別の毛鉤
ボディに銀幕を纏わせるには違う素材の毛鉤
適材適所のために毛鉤の種類が有る

ゼンマイ胴の長所としてフロータントとの相性の良さ
それを生かせば剣羽根との組み合わせで別物の毛鉤になる
釣り方・使い方を想定した毛鉤作りも一興
それでもこの組み合わせはそれを理解しての応用編
ストーンフライよりはカディスの釣り

剣羽根が良い・ゼンマイ胴が良い
ならば
両方組み合わせればもっと良いでは無い事は自明の理

ゼンマイ胴にはそれに見合う蓑毛
一例としてのヘンフェザントではなく
相性とその組み合わせの選択の結果

ゼンマイ胴そのものもグラディーションが良いのではなく
細い繊維の地色のバフ色からブラウン色に
太いレディッシュブラウンの繊維が入ってこその効果
古ければ古い程その赤味が濃いコーチマンブラウン
英国ハックル名で言えばダークレッド色
一抱え以上のゼンマイの古株なら各繊維も太い
天然物だからこその違いがそこには有る
チャドウィックNo477も
透けるグレーにダークレッドの太い繊維
・・・これは考えすぎかな(笑)

今ほど交通の便が良い訳でも無い昔の毛鉤釣り
同じ流れに同じ石で揃える岩魚の数
持ち山と重なる渓の割り当てなら
毛鉤を変えるのも
一所不住では無い地付きの一所懸命

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