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剣羽根毛鉤 独り言


蓑毛で誘って胴で喰わす
蓑毛の張りは流れに合わす
などと言われて毛鉤巻き
その中でも別格は剣羽根毛鉤

[caption id="attachment_14343" align="alignnone" width="800"]DSCF5240 剣羽根毛鉤[/caption]

胴  絹糸 黒
リブ ファインワイヤーツイスト
蓑毛 剣羽根 黒

1950年代のテンカラ釣りブームの陰の立役者
釣り本に登場初期は山女魚用の毛鉤
ルアー機能の極小サイズと持ち上げられて
その後擦れた岩魚用に転用
毛鉤釣りブーム以前の岩魚なら
ボサボサの大振りな毛鉤で充分釣れるから
もったいなくて岩魚に使うのは躊躇した位の位置付

1960年代以降一気に職漁は皆無となり
仇花にも似た岩魚用剣羽根毛鉤だけが残る
昨今のFfなり毛鉤釣りブームで再登場
覚えているだけで都合4回目位
林道整備のお陰で源流域でも
擦れた岩魚ばかりとなり花が咲く
その後
地方財政の圧縮に伴う林道放置に通行止め
これが進めば源流域は昭和の時代
となれば
岩魚用剣羽根毛鉤は仇花?ラストホープ?

以下、爺の戯言 --------------------------

幼少期の安曇野の穂高に始まり
妙高高原町の爺共の魚篭持ち
津南町から越後秋山郷やら野沢温泉から信州秋山郷
岐阜高山での逆さ毛鉤に南信の段巻き
この段巻きで幼少期の思い出が蘇り泥沼行

日光に甲府・群馬・秩父・信州
生魚が貴重な内陸性山間部から
温泉地に付随した各地各様の伝承毛鉤と釣り方

自宅からは青森駅・下関駅まで共に車で1200Km程度
場所的に恵まれても車があってこその釣り巡り
なにより
タイムトラベルにも似た毛鉤との出会い
妙高高原町でも日光でも避暑地の毛鉤はFFの影響
今は全国一様のテンカラ釣り・・・
毛鉤も既製品の様

東北地方の山間部から中部山岳地帯の釣りが
愉しみが多いしやっぱり故郷の釣り

地元の秋山郷毛鉤の今風アレンジも面白い

[caption id="attachment_14348" align="alignnone" width="800"]DSCF5243 秋山郷毛鉤の今風アレンジ[/caption]

タグ&リブ ファインワイヤーツイスト
ボディ   日本雉テール
ハックル  狐色ファーネス色変わり(茶・黒・白)
ソラックス ピーッコクソードの上にオーバーハックル気味に

今風と書いても爺の毛鉤(笑)

言い訳代わりに
あの頃に今のマテリアルと道具が有ればのタラレバ~毛鉤

基本的に職漁は毛鉤に出る魚の拾い釣
入渓点も決まっていれば退渓点も決まっている
隣に道路なりゼンマイ道も無いのが職漁の場
退渓点はその後の荷運びが伴うため
あの流れ、この石でなからの数の目星をつけて渓に入る
生魚が貴重だからこその釣り方
(川は天然の冷蔵庫の意)
だからこその毛鉤の種類で一カ所で粘らない
なぜなら次回の入渓で数を揃えられないから
一つの淵でもっと釣れるのは承知の上
先が有るから飛ぶように駆け上がる
それをテンカラ釣りは
一つの毛鉤でとか釣り方が大事とかは
基本の根っ子が抜けた話

だめな時なら隠し沢
それでもダメなら
毛鉤を変えて淵で粘るための隠し毛鉤有り
サイズと数を揃えられない時の毛鉤


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