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毛鉤もフライも美しい

毛鉤もフライも美しい

美しい羽根を絵筆代わりの絵画と同じ芸術品
大英帝国の繁栄を具現化したフルドレスフェザーウィングサーモンフライ
その基は実釣用サーモンフライなりウェットフライ

材料による差異はあっても魚を釣る以上に釣人が魅入られる毛鉤とフライ
魚を掛けるだけの物ならどちらもここまで拘る事も無い

国による風土と対象魚による違いがその後の展開の違い
日本の中部山岳地帯と渓相が全く同じとなれば
伊国のバルセジアーナの釣りと古来の毛鉤釣りは同じ釣り方
・・・同様なんてものでは無く全く同じ
日本も鮭釣りが認められていたならウェットフライの方向もあるだろう
鮎毛鉤をそのまま大型にするだけで鮭も釣れる
・・・同様なんてものでは無く全く同じ

周りの喧騒に巻きこまれずに自然の中で魚と対峙する
それが美しい毛鉤とフライなら至福の時間が訪れる

半年近い禁漁期間が有るからこそ毛鉤もフライも楽しみが極まる
雪降る静かな時間を過ごしていてもそこは川辺と同じ
道具を磨き手触りを愉しむのとは違い
思いを込める毛鉤とフライ作りはもっと渓に近い
蘇る愉しみと今期への期待感

シルクラインに竹竿すらトラディショナルフライを愉しむ為の道具
それが昔乍らの長竿ならゆったりとした美しいループを描く
トップガイドから滑り出るラインの感触はシルクラインならもっと五感に響く
グリップから感じるその手応えはもはや愉悦よりは快楽に近い

・・・快感 - Wikipediaより
脳科学的には、
報酬系における神経伝達物質を介した神経細胞間の活動で定義される
動物としての本能に根ざした行動は、
快感という報酬と不快感という罰によりコントロールされる

ここで書かれる不快感を魚が釣れない事と釣人がとらえれば
長い竹竿にシルクラインは快楽が不快感を優に上回る (笑)
よく言われる風に強いとか長持ちするとは別次元の快楽

テンカラ釣りにしても
渓流域での山女魚釣りは逆さ毛鉤でロングラインの線の釣り
方や
山岳渓流の岩魚釣りは僅小点に射込む釣り
木化け石化けでにじり寄り穴に潜む岩魚を掛ける
迸る水流に巻き起こされる風には昔乍らのテーパーライン

逆さ毛鉤にロングラインはブラインドフィッシングに近い
剣羽根毛鉤で射込む釣りはライズフィッシングさながら

どちらも付随するのは道具、対峙するのは毛鉤、主役は魚

剣羽根毛鉤

[caption id="attachment_19188" align="alignnone" width="800"]DSCF5590 剣羽根毛鉤[/caption]

スタンダードドライフライ

[caption id="attachment_19189" align="alignnone" width="800"]DSCF5588 スタンダードドライフライ[/caption]

毛鉤もフライも美しい

[caption id="attachment_19190" align="alignnone" width="800"]DSCF5591 毛鉤もフライも美しい[/caption]

勿論、自画自賛の類いでは有りません (笑)

以下爺の戯言 ----------------------------------------------------------

近眼と老眼で今や単眼レンズの様な見え方
もしかすると魚眼に近づいているかもしれない

若い時に比べれば細かい所に目が届かない
それでも実釣用なら充分に役割は勤めてくれる
持って生まれた今一足りない性格は毛鉤とフライにも現れる (笑)

 

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