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てんから伝 剣羽根毛鉤

究極の毛鉤

Killer bug  ゼンマイ胴バージョン
グレーリング・バグならぬイワナ・バグ

[caption id="attachment_18320" align="alignnone" width="800"]DSCF5456 グレーリング・バグならぬイワナ・バグ[/caption]

ゼンマイ胴・・・・・
下巻きはゴールドティンセル
ゼンマイをループダビングして胴を巻いてからブラシュアップ
太目に巻いては有りますがゼンマイを厚く巻いている訳ではありません
下地のティンセルが薄っすら覗く位がゼンマイ胴の要です

用途に応じてでは有りますが
剣羽根と合わせるときは敢えて厚く巻き浮力剤処理も

リブ&タグ・・・・・
パールマイラーティンセルをシルバーワイヤーツイスト

かの御大フランクソーヤー(Frank Sawyer)氏
伝説の鱒釣師が発表されたグレーリングバグを
恐れ多くもゼンマイ胴・・・
チャドウィックNo477もゼンマイ胴もコンセプトは同じに見える
ミドルグレー濃淡にダークレッドの太い繊維
茶色の濃淡に黒に近いダークレッドの太い繊維
どちらも濡れると透けます・・・

他には
Teeny Nymph 日本雉テールバージョン
シンプルイズベスト
Sawyer's Nymph 日本雉テールバージョン

新しくても1970代のフライのTeeny Nymph
ちょっとハックルが気になるけれど
Brooks' Stonefly Nymphs ゼンマイ胴バージョン

重複チェックでweb徘徊
同じ記事で同じ考え方の米国テンカラ・バム
テンカラ釣りピュアリストには恐れ入ると共に共感・・・
一旦はゴミ箱に入れたけれど賛同の意味で復活

以下爺の戯言 ---------------------------------

漠然とした毛鉤
形と造りがシンプルでいながら
使い手により様々な昆虫に擬態する汎用性と
ニンフにイマージャー・ダン・アダルト等の
各ステージに合わす多用性
ドライフライの様に浮かぶために巻くハックルと違い
サラリと巻かれた蓑毛が多い毛鉤は翔というよりも
生きている事を現す虫の足ではないかと思っています
水流や表面張力に逆らって浮かび上がる段巻きに剣羽根すら
水面に振動とそれによる波紋を広げる虫の足

そんな毛鉤も蓑毛に拘り出すと
ファーネスが良いとかコッキーボンデューが良いとか
芯黒先黒のバジャーハックルが毛鉤も見えるし一番だとか
英国ならOEGに拘りブルーダンやハニーダンの色目を議論しながら
アンダルシアに憧れる感性の賜物のフライと同じ

機能を突き詰めた毛鉤となると最良の透けの入った蓑毛なら
黒でも白でも裏から見ればどちらも同じ様なもの
機能性から見た蓑毛の色なら釣人からの見易さ優先でも
それすら突き詰めれば水面下がほとんどの毛鉤の釣り方なら
毛鉤を見ずに気配で合わすから見易い色も不要らしい
胡麻なりバード模様は動きを視覚的に強調する意味合いより
毛鉤となれば釣人を釣るのが重要な役目らしい
そうなると
蓑毛で誘って胴で喰わすその蓑毛は透明に辿り着いてしまう
それなら
虫らしさに水中姿勢とか逆さ毛鉤なら流れを噛むとかの
アトラクター的な要素も備える蓑毛の機能すら排した
キラーバグ・フライは究極の毛鉤

キラーバグを素晴らしいフライと認識してはいても
それをフェボライトフライとして位置づけるにはやはり寂しい
それは
釣りの手練れ程自分の釣りが研ぎ澄まされていくのと同じ
経験と選択により
いつも同じ竿と道糸の仕掛けに捌き方、アプローチにリズム
毛鉤もワンフライ・アプローチのコンテスト並み
結果、いつも自分という先行者に惑わされる

拘りも究極が選択となれば行き詰る
拘りは遊び
蓑毛で遊び胴で遊ぶ、組み合わせで遊ぶ、色で遊ぶ
様々な毛鉤の楽しさがそこには広がるしそれが究極の毛鉤
信念針やら當針は人様々だからこそ
他人様が狙わない様なポイント叩きも飽きるし
結局
毛鉤釣りで一番愉しいのは「この毛鉤で釣れた」
究極の毛鉤とは自分の釣りそのものを見直す毛鉤かもしれません

昔の毛鉤に飽きた頃に降って湧いたFF釣法
本で見るしかなかった物が東京に行けば見られる
それが長野でもとなれば嵌らない訳が無い
フライの端正な情景と形作られた歴史の深さ
それでも
国分寺行グリーン車の指定席は買えず
地方だからこそ渓流・源流は近所
根っからの実釣主義が災いし毛鉤病悪化
今は少しづつでも沈静化に向かって・・・

逆さ毛鉤 山岳渓流用

逆さ毛鉤 山岳渓流用

蓑毛の強さは流れに合わす
・・・とはどのような事かと

ライン6mに竿は4m~4.5mをのびのび振れる川幅
落差も無く広河原に流れはゆっくりとうねり底石がそこかしこ
膝下程度の平瀬に胸辺りの渕が点在する水深
・・・雉ヘンフェザーやソフトハックル類

流れ込みと落ち込みが連続する太い流れの山岳渓流
主流の流れ込みが白く沸き立ち駆け上がりが瀞になり
すぐ落ち込みが続く様な上流部
・・・コックネックフェザーや硬めのウィングフェザー

[caption id="attachment_18020" align="alignnone" width="800"]DSCF5452 逆さ毛鉤 山岳渓流用[/caption]

流れの強さに負けず竿先の動きに合わせ流れを受け止める
操作にメリハリも出るし竿先に伝わる微妙な流れの動き
・・・蓑毛が触角の様に広がりそれを伝える竿の感触

[caption id="attachment_18023" align="alignnone" width="800"]DSCF5454 逆さ毛鉤 山岳渓流用[/caption]

広がる景色は豪快でも手にする道具と釣り方は繊細
澄み切った流れに浮かぶ岩魚や底石に付く岩魚
流れに負けず緩やかな誘いに踊る逆さ毛鉤
山岳渓流ならではの見釣りの愉しみ

蓑毛に拘るのは色だけでなくその腰の強さも有るとなると
フライ程では無くても毛鉤中毒患者の認定確実(笑)

一定の品質を保っているのが
西班牙産のコックデレオンハックル
色柄は勿論の事その透明感と繊細さ
水馴染みの良さと併せ持つ腰の強さが山岳渓流に絶妙
Mosca clásica leonesaでもその釣り方を見れば
その特性が生かされている
上半分の円錐形に纏められたフライは水中浮子と共に
多鈎式に見合う様に個々のフライの動きを遮る事無く
魅惑的な踊りを見せつける
これも水馴染みの良さと共に併せ持つ腰の強さ
最大の弱点とすればその品質に見合う高価格

同等でコストパフォーマンスとなれば
ホワイティングファームのルースターサドル

[caption id="attachment_18039" align="alignnone" width="800"]DSCF5450 ホワイティングファーム ルースターサドル COQ DE LEON[/caption]

色以上にその羽根の特性を見極めて選ぶのも楽しみ

[caption id="attachment_18030" align="alignnone" width="800"]DSCF5451 ホワイティングファーム ルースターサドル COQ DE LEON[/caption]

魚が浮き気味なら蓑毛に拘った毛鉤
打ち辛いポイントなら投射性に優れる毛鉤
底に沈み反応も渋い時ならそれに合わせた毛鉤

流れが早くとも浮かしたいドライフライにも有る
本来のキャッツキルにウルフパターンの繊細さ
厚く巻けばその繊細さが失われるし魚に飽きられるのも早い

ハッチマッチとは違う道具の使い分けとしての毛鉤の選択
渓に合わせ適材適所の毛鉤を使い分けるのは釣りの愉しみ
その渓に合わせた毛鉤作りはその愉しみを家で味わえる・・・

以下爺の戯言 --------------------------

その渓の手練れなればその渓に見合った毛鉤を操るが
C&Rのお陰で毛鉤に対する反応も学習能力と共に進む
足蹴く通う好みの渓なら先行者は過去の自分自身

小さければ骨せんべいなどと言いながら根こそぎ持ち帰る
昔乍らの釣人は寄る年波に負けて山岳渓流には少なくなったが
余程の源流域でも人影疎らなんて事も無い
山岳渓流定番の竿3.6mに道糸3.6mともなれば
各ポイントの立ち位置に流す脈まで同じ
数居る中で一番怖い先行者はやっぱり自分自身
・・・偶には毛鉤を変えないと(笑)

ホワイティングHP
・・・大事な保管方法他

順毛毛鉤&Mosca clásica leonesa

順毛毛鉤 & Mosca clásica leonesa

La pesca tradicional en España
の中で気になるmosca seca

その中でもMosca clásica leonesa
コックデレオンハックルと共に紹介されたフライ

ボディが太い紡錘形でフロスのリブ
カディスフライ風に纏められた
印象的なコックデレオンハックル

DSCF5439

高価なレオンハックルを使うフライなのに
その時の紹介記事は
化繊ボディフロスを巻き止めてそこにラッカーを浸み込ませる
勿論、各国で様々なフライに使われている手法ではあるけれど
勿体無いと思っていたら・・・
西班牙国の伝統パターン
ウェブサイトを見るとどうも違う事を再発見
上質な生絹と共に様々に染色された絹糸の素晴らしさ
漠然とカディスかストーンフライと思っていたけれど
様々なパターンに組み合わせを見ればそれだけでは無い・・・
ボディのピンク・ペールグリーン・紫に惑わされておりました
上質な染色された絹糸フロスで巻き上げられた西班牙国の伝統パターン
コックデレオンハックルの持ち味を最大限生かしたフライ
5mの長竿を両手持ち
スピニングリールでの水中浮子の瀬釣り方式
上側に蓑毛を纏めれば水の中で良く動く

日本では順毛毛鉤
浮かぶ毛鉤よりは溺れる毛鉤(笑)
ウィングをヘンフェザントでなく他の素材に変えれば浮かぶ毛鉤

[caption id="attachment_17747" align="alignnone" width="800"]DSCF5443 順毛毛鉤[/caption]

モスカセカで毛鉤釣り

[caption id="attachment_17764" align="alignnone" width="800"]DSCF5445 モスカセカ毛鉤[/caption]

来期用のお楽しみ

[caption id="attachment_17765" align="alignnone" width="800"]DSCF5449 順毛毛鉤&Mosca clásica leonesa[/caption]

以下爺の戯言 -------------------------------

JB03170.1


コックデレオンは素晴らしい・・・

アンダルシア・ブルー・・・も勿論です

 

小型毛鉤 Ⅳ

小型毛鉤 Ⅳ

古い英国製フライパターン集を見ていると
ダブルハックル(クライドスタイル)に
パラシュート・ノーハックル・キールタイプ
フロントハックル下側カット・オストリッチハール・・・
現在のパターンの基礎と知恵がほぼ出来上がっている
・・・100年も前のフライ殉教者の知恵の塊
その中にあるパターンで
ボディシェイプのベリーショートパターン
サモンフライでの夏シーズン用だけでなく
通常のドライフライからウェットフライまで

逆さ毛鉤にも極端に胴が短いか無い物まで
トレーラー式に空針を付けた物は釣り方の違い
それ以外には餌針に蓑毛だけ付けたものも有る
(これは餌が良く動く様に・・・)
これも偏に先人の知恵
豆粒以下の米粒クラスに仕上げると

逆さ毛鉤の機能性を突き詰めるとこの形・・・

[caption id="attachment_17647" align="alignnone" width="800"]DSCF5436 小型毛鉤 Ⅳ[/caption]

毛鉤サイズが判る様に比べると
左が鮎掛け針 7.5号  右が9号太軸
下側 TMC102Y 左から #15・#13・#11

[caption id="attachment_17651" align="alignnone" width="800"]DSCF5437 小型毛鉤 Ⅳ[/caption]

Italian Pesca Alla Valsesiana

Italian Pesca Alla Valsesiana
伝統的なイタリアのヴァルセジアーナの釣り
・・・日本の中部山岳地帯一帯で行われている毛鉤釣りを見ている様

イタリアにも同じ形の逆さ毛鉤に同じ昔乍らの毛鉤釣り
毛鉤以上に似ているのはその釣り方と仕掛・・・ほぼ同一

Italian Pesca Alla Valsesiana flies.

竹竿に合わせる馬の尾で編んだ道糸に鈎素の長さのバランスも同じ
・・・魚を取り込む時に合わせたバランス
竹竿 4~4.5m
道糸 竿に合わせ4~4.5m
鈎素 50~60cm
竹竿の硬調子も素晴らしい
瀬釣り並みに多鈎仕掛けも有れば一本毛鉤も有る

Pesca alla Valsesiana -
伝統的なイタリアのヴァルセジアーナの釣り


https://youtu.be/OMGEBV77Rl4

竿の上げ下げの捌き方に道糸の捌き方と毛鉤の流し方
立ち位置から竿を振りながらの移動に距離感まで全ての面で
今風レベルラインテンカラより中部山岳地域の毛鉤釣りそのもの
何よりこの釣りの大事なポイントを押さえた画像の凄さ
動画を撮る方までこのポイントを良く理解されているからこそ
(道糸と鈎素を水面に置かず緩いテンションを保ちながら毛鉤を流す)

ヴァルセジアーナの釣り

https://youtu.be/MRLy5VwZKxc

まるで日本の毛鉤釣りの爺様を見ているようです
立つべき所に立ち、打つべき所に毛鉤を置いて
流れに合わせた竿の捌き方に毛鉤の流し方
軽く誘いを入れて、全てが自然体
「ホイ魚!オッまた来た!」の声まで聞こえる様で
懐かしくて涙が出そう・・・

「この頃、魚が逃げなくなってきたんだわ」
と凄い事をサラリと宣う爺様の顔が思わず浮かびました
魚篭の中には尺山女魚3本に岩魚一杯・・・
渡した毛鉤は当時流行り出したエルクヘヤーカディス
・・・それもブリーチした大きめ#10
「此れは好い、良く見える」と小さな身体に大きな笑顔
・・・妙高高原町一ノ橋下での昔話

この動画は素晴らしい
全く同じ景色の中で同じ釣り方
・・・水面に影を落とさず木化け石化け

https://youtu.be/dCMH-nrRxhk

これ以外にも様々な動画があるのでお時間のある時に
場所がイタリヤと判っていても
中津川・雑魚川・梓川・篭川・関川・高瀬川・・・様々の似た渓
渓の流れだけでなくこの岩はあの出合に有る岩に違いないとか
思い当たる石さえ有るかもしれません・・・

以下爺の戯言 ---------------------------

ここには0.2秒の早合わせなんてものは無いし
レベルライン云々にナイロンやフロロカーボンで長さを競いながら
鈎素だけでなく道糸まで水面に置く野暮なテンカラ釣りも無い

これを見ていると思い出すのが
「昔テンカラ」などと受け狙いだけの釣企画

笠に作務衣に腰に魚篭・・・それが昔風?はさて置き
何よりも使った竹竿が本調子以上の柔らかさ
したり顔で馬素・鈎素は弱いからと理由付けする解説が嘘臭さい
ドタバタ・コントと思えば笑えるけれど違うらしい
当の本人達は再現できたと喜んでいる・・・
手練れ程、竹竿でも先調子の硬調子で抜きに拘るのが技
(抜きとはトバシでは無く頭を水面に出す)
それも判らず掛けた魚を綱引きの様に岸の上まで擦り上げる
(弱い仕掛けを守るなら頭を出したまま岸辺で取り込む)
如何やら見知った毛鉤釣りでは無く「テンカラ」と呼ぶ
違う世界の違う釣り方らしい・・・
作務衣自体も殺生を諫める寺社の作業着
綺麗に落ちまで付けるとは
・・・さすがテンガラの名立たる方の釣り(笑)

逆さ毛鉤は持て囃されるほど独自でもないし
今風はただのソフトハックルフライ
エキゾチックな形で広まっただけ
・・・うろ覚えだけれどもスペインにも
Pesca tradicional con mosca
釣りも文化と考えれば一人の口からだけでは
伝えるにも限りがあるし無理なり固執も出る

今風レベルラインテンカラ釣りに席巻されている日本と違い
海外テンカラ釣りサイト参加者はその点まで理解されている
これもそのままに伝えるウェブサイトのお陰
・・・逆輸入tenkaraがもしかしたら昔からの毛鉤釣り(笑)

かの地ではその釣り文化を大事に守っていると言う
ずいぶん昔に釣雑誌で紹介されていたと思うが
その記事は多鈎仕掛けの瀬釣り方式ばかりの説明だったために
違う理解で終わった気がしているのはもしかすると痴呆症の始まり?

これは儚いwebでもそのまま伝わる最大の利点かもしれない
文章力に頼る記事よりも動画なればこその百聞は一見に如かず

悲しいのが「tenkara」検索だと画一的になり過ぎて却って世間が狭くなる

竿よりはるかに長いラインを使い逆さ毛鉤を振動させて
魚を掛けたら素早くそのラインを手で引っ張って取り込むのが
その「tenkara」と言う釣りらしい
・・・その釣り方だけ?
疑問を持つ方が多くなってきたのもwebの力



 

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